富士フィルムのカメラにおすすめのレンズについて

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こんにちは。

X-T4を現在使っておりますが、カメラという趣味はカメラ本体だけでは撮影できません。

ボディとレンズが合って初めて写真が撮れるようになります。

今回は、のカメラを使う私が個人的におすすめするレンズについて書いていこうと思います。

参考になれば幸いです。

*大前提として、日常の中で使う場合になります。用途に応じて異なりますので予めご了承下さい。

目次

最初に結論!

私がおすすめするレンズはこれになります。

です。

なぜこの3つを選んだかを以降説明させていただきます。

XF35mm F1.4 R

は2012年に発売されたレンズです。

で検索をすると、神レンズとユーザーの方は称しています。

焦点距離は35mm換算約52mmと、だいたい普段目から見える景色の距離くらいです。

最初にこの距離で試して、自分が撮ってて楽しいと感じる距離感を掴むには丁度いいレンズだと思います。

F値が1.4と明るい

レンズのF値は、明るければ明るいほど良いです。暗いところでも明るく撮れるようになります。

暗い場所で写真を撮るときは、明るさがある程度は必要になりますが、明るさを調節する方法は、

①ISO感度を上げる

②レンズのF値を下げる 

が一般的に挙げられます。

①については、カメラ本体で明るさを上げてあげることができますが、ISO感度を上げていくとノイズがたくさん出るようになります。

ノイズと写真に出てくるザラザラした部分で、簡単に言えばきれいに写っていません。

なので、きれいに写真を撮りたい場合は、ISO感度を1,000以下くらいで撮るのが望ましいです。

カメラによってはISO感度を上げてもノイズが出にくいものもありますので、どこまで上げていいのか事前に試してみるといいですよ。

そして、開放1.4なので、すごくボケやすい写真が撮れます。

最近はiPhoneでもポートレートモードでボケる写真を撮れるようになってますが、一眼カメラのボケ方とは全然違います。

写真の立体感が全然違いますので、ぜひを買って下さい!損しないレンズだと思います!

AFの駆動音が少しうるさい

オートフォーカス(AF)で被写体にピピッと合わせるときにレンズの中が動いてピタッと合わせるんですが、

その動作音が他のレンズと比較して少しうるさいです。

これはレンズの構造が全群繰り出し型で、簡単に言えばレンズ全体が動く仕組みみたいです。

写真では全然気になりませんが、動画を撮る方は少し気になると思います。(音声がのっちゃう可能性があります)

私もこのレンズで動画は撮りますが、日常の子供を撮影する動画とかであれば大丈夫です。

本格的な動画をされる方は気をつけて下さいね。

AFがピタッと合う速度が遅い

最近のレンズと比べてしまうとそりゃあ遅いです(笑)

でも、XT4で使用している私の体感ではそこまで気になりません。

ボディ側の進化が進んでいるので、富士フィルムの最新のカメラであればそこまで気になる問題ではないと思います。

しかし、世代の古いカメラを使っていると気になってくるのではないかと思いますので、そこはご愛嬌で使ってあげて下さい(笑)

作例

XF90mm F2 R LM WR

2015年に発売されたは、焦点距離は35mm換算約135mmと中望遠から望遠くらいのレンズになります。

個人的にはXシリーズの単焦点レンズではこれが1番です。

何が気に入っているかというと、背景のとろけるボケ方と、Xシリーズでは大口径レンズならではの解像度です。

基本的にF2の開放でしか使いませんが、日中のよく晴れた日でもNDフィルターなしでF2がガンガン使えますのも魅力です。

NDフィルターとは簡単に言えばサングラスです。明るい場所で開放F値を使うと白飛びする確率がアップします。

AFがピタッとあう

先ほどのと比べると圧倒的に合います。

どう違うかというと、運動会で走っている子供でも簡単に合います。LMの略がリニアモーターなので、その恩恵があるのだと思います。

解像感がすごい

解像感と言われると難しいかもしれませんが、簡単に言えばよく写っているということです。

例えば鳩の毛並みや色のグラデーションがはっきりと分かるくらい写っているといえばわかりやすいでしょうか。

写りすぎることが気になる方もいらっしゃったりするのですが、私はすごく気に入っています。

私は野鳥撮影を少しずつ始めているのですが、鳥の毛並みがきれいに写っていると、撮れ高上がったわ〜と嬉しくなります。

最短撮影距離60cm

は換算135mmのレンズにしては寄れるレンズだと思います。

なので、マクロ撮影(=被写体を大きく写す)が簡易的にできます。よく写ってそれなりに寄れるレンズは貴重だと思いますよ。

60cmなので、テーブルフォトをしたい方は少し立ち上がるなどの工夫が必要です。

メリットデメリットがありますので、他のレンズと使い分けることも検討しましょう!

他の純正レンズと比べると重い

重さは540gです。ペットボトル1本より重いです。が187glなので、重さが伝わると思います。

XT4が600gぐらいなので、ボディとレンズの合計が1.2kgです。

さすがに重いな〜という印象が出てきたと思います。

写りが良いレンズは、大口径レンズになる傾向がありますので仕方ない部分ですが、携帯性を重視される方は他のレンズをおすすめします。

写りが重視!の方はぜひおすすめします!ぜひ使ってみて下さい。

作例

18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) 

2021年10月に発売されたは純正レンズではなく、というレンズメーカーからXマウント用に発売されたサードパーティレンズになります。

私が思うこのレンズの特徴は以下になります。

○換算27mmから450mmまでの範囲をレンズ1本で撮れる

○ワイド端の最短撮影距離が15cm

○広範囲な写真が撮れるのに620g

です。詳しくは次から説明しますね。

換算27mmから450mmまでの範囲をレンズ1本で撮れる

これがの目玉です。

普段のスナップから子供写真、さらには運動会、そして野鳥撮影の入門レンズとしても使えます。

実は私が野鳥撮影で使っているのがです。

だっての超望遠レンズとなるとお値段がウン十万ですよ。100mm−400mmというレンズ(換算150mm−600mm)のレンズがありますが、こちらは重いんです。

広範囲な写真が撮れるのに620g

それがおよそ半分くらいの重さでたくさんの目的で使用できるので、かなり機動性が上がりますよ。私もお出かけや子供と公園に遊びに行くときは、困ったらこのレンズを付けています。

ちょこまか動き出す年頃になってくると、自分の立つ位置を細かく移動するのが疲れるんです(共感いただけるお父様方がいれば嬉しいです)

コロコロ変わる子供に対して撮れ高を増やすためには、どこかをズボラしたいわけです。それがズームレンズの選択になります。

XT4との組み合わせだと、合計1.2kgとまだ許せる重さなので私はぶん回しています。

野鳥撮影の入門レンズとして

私のように野鳥撮影で使えるかどうか気になる方がいらっしゃる方もいるかも知れませんが、結論としては使える方だと思います。

よいレンズになればなるほどAF、写りが良いけど重い!

野鳥撮影にハマる方は重いレンズでも問題ないと思いますが、私は子供も撮ったりするので、ある程度軽さを求めたいとも思っています。

下の作例も、子供と公園にいったときに撮影できたものになります。

結構きれいじゃないですか?

これだけ撮れれば初心者の私でも十分満足できていますので、野鳥撮影を始めたい方にもおすすめできます!

(本格的に野鳥撮影を始めたい方はにも望遠レンズがありますのでぜひご検討してくださいね)

富士フィルムにはたくさんのズームレンズがありますが、このレンズと同等の撮影距離を持つレンズは2023年3月現在ではございません。

値段が比較的安い

のズームレンズと のズームレンズが純正レンズとして存在します。

この2本のレンズのカバー距離が1本ですむのが大きいです。

カメラ機材は基本的に高いことが大前提な話ですが、このレンズは75,000円前後と、比較的手が出しやすいのが大きな魅力です。

先程のカバー距離の例で出した2本のレンズはどちらも9万円前後(価格ドットコムの値段)なので、同じ距離をカバーするためには20万円近い金額が必要となりますし、どちらか1本でものレンズに価格優位性がありますよ。

困ったときの高倍率ズームだと思うので、ぜひ検討してみてはどうでしょう!

AFはそれなり

普段の撮影では特に感じませんが、野鳥撮影や子供の運動会など、早くピントを合わせたい瞬間では合わないときがあります。

後は明暗差が激しい場所でもかなり迷っていますので、シビアな環境が中心で撮影する方は、他のレンズが選択肢になると思います。

私が野鳥撮影をしている中で感じたのは、木に止まっているときに鳥の背景が緑ばっかりならバチッと合うことが多いですが、鳥の色と似ている背景(地面とか)が出てくるととたんに難しくなりますね。

何度もシャッター半押しして「合わない。合わない。合わない。あった!」みたいな感じですね。

後は鳥の前に枝がかかっている構図の場合は、必ず最初は枝にピントが合います。(それはそれですごいですが)

なので、長くその場に止まってくれる鳥なら撮影できていますが、動き回ったりすぐ飛んでいく鳥はまぁ撮れません。(腕の問題も多々あります)

晴れた日で自分のペースで撮る環境なら全然気にしないでいいですよ。

ピントを合わせる際にホワイトバランスがたまにバカになる

純正レンズでは出たことがないのですが、ピントを合わせるためにシャッター半押しをすると、真っ暗になったり真っ白になったりするときがあります。

何度かシャッター半押しをすることで直りますが、撮りたいときに出てくるとイラッとする部分です。

たまに出てくる症状なので、撮影環境にもよるのだと思いますが一応書いておきます。

写りはそこそこ

私自身は趣味で写真を撮っているのでほぼ素人目になりますが、中心部分は全然解像していて問題ありませんが、四隅周辺の画質は甘いみたいです。

テレ端(300mm側)は特に傾向が出るみたいなので、そこは価格相応のレンズということだと思います。

私自身は撮っててあまり感じないのですが、気になる方は気になるってぐらいでしょうか。

このレンズの便利さとトレードオフな部分としては仕方ないのではないでしょうか。

それよりも、この1本でたくさんの撮影対象を好きなズーム幅で撮影できることがかなりのメリットに感じておりますので、カメラ初心者から中級者にはすごくおすすめの1本です。

最後に

淡々と私の思うことを書いてきましたがいかがでしたでしょうか。

私も普通の子供のいる会社員ですので、趣味に充てる資金はどうしても限られてしまいます。

なのでものすごくレンズは悩むんです!他の方のブログやYou Tubeもたくさんみてしまいます。。

その中で選んだレンズなので、私的には必要十分な用途をカバーできているはず!(と自分を納得させてみる)

皆様のレンズ選びの参考になれば嬉しいです!

過去の記事も見ていただけたら嬉しいです♫

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この記事を書いた人

つっちぃのアバター つっちぃ カメラ大好き2児のパパ

こんにちは。
カメラ関連の話が大好きな大阪在住2児のパパです。
このブログでは、カメラの話にまつわる話を中心に、ガジェットやクラウドファンディングと私をときめかせる話題も織り交ぜ、時には雑多に情報発信できたらと思っています。
少しでも心に残るものが生まれたら嬉しいです♫

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