【カメラ】富士フィルムのカメラはズームレンズより単焦点レンズが最適解の話

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

こんにちは。

レンズ交換式のカメラを使っている人は必ずといっていいほど考えたことのある悩みを今回取り上げてみました。

かくいう私もすごく悩んで選択した一人なので、参考になれば嬉しいです!

目次

レンズの種類には2種類ある

各メーカーが沢山レンズを出しているので、買う側の立場から見ればすごく悩むのがレンズです。

カメラボディも沢山出ているのですが、用途が決まれば意外にすぐ決まっていくんですよね。

結構割り切った性能差をつけて値段をうまくつけているのがボディなんです。

でもレンズはその用途が決まってもすごく幅があります。

もちろんお金に色目をつけなればですが。。

話をもとに戻します。

カメラのレンズには大きく2種類に分けられます。

●ズームレンズ

●単焦点レンズ

です。

なにそれって方にも私なりに説明していきますね。

説明なんていらないって方は目次から本題に飛んでくださいね。

ズームレンズとは

ここからはレンズの説明になります。

言葉通りなのでほとんど説明が済んでいるのですが、改めていうとズームができるんです。

ズームというと、自分の立ち位置を近づいたり離れたりしなくても手を動かすことで撮影したい距離に設定できるんです。カメラを買うときは多くの人がキットレンズという最初にカメラとレンズが付いたセットのものを買うと思いますが、それについているのが大体ズームレンズです。

携帯のカメラでも、画面を触って大きく写したりしてませんか?同じ原理です。

メリット

ズームできるメリットは、書いた通り動かなくても撮影できる幅が広がることと、立入禁止など、ここまでしか近づくことができなくてもレンズの力でもっと近づくことができることです。

例えば子供の運動会では、出番待ちのときは近づいて撮りに行けたりするのでそこまでズームしなくても大丈夫ですが、グラウンドの真ん中で徒競走が始まると、近づけないのでズームの力でできるだけ大きく写したりする、とかです。

撮影するものが具体的に決まってないときにも便利ですね。ふとしか瞬間に対応できちゃうのも魅力です。

ワタシ的にはレンズの一番広く撮れる距離と一番遠くを撮れる距離を多く使っていて、真ん中の距離は意識しないと使っていない感覚があります。。

これはもったいないと思うので、皆様は是非得意な距離を見つけて楽しみ方を沢山見つけてくださいね。

デメリット

デメリットとしてはこんな感じ。

●ズームできる距離を広げれば広げるほど画質は落ちていく

●写真をズボラして撮っている気がしてくる

●明るいレンズは手が出ない

ズームできる機能をつけることでどの距離でも写すことを可能にしている分、どうしても画質が犠牲になる傾向があります。

よくあるのが、真ん中周辺はきれいでも、四隅のほうは少し甘く写っている、みたいな感じです。

正直私はそこまで気にしたことがありませんので、気になる人には気になるレベルの問題かもしれません。

ただ、用途がビジネス利用である場合には問題かもしれませんので、素直にスペックの高いレンズを使うことを勧めます。

ズームレンズを使ってて私が気になるのはこのズボラ感なんですが、どうしても楽してしまうんです。

楽してしまうこと自体は悪くないと思うのですが、作品ではなく記録が強くなるといった感じでしょうか。

なので後で見返して、ここに行ったな、って思い出はあるのですが、そこまでなんですよね。

私が思うカメラの楽しみ方って意外に足で稼ぐものだと思っていて、撮りたい絵に対していかに頑張ったかも思い出として残したいんですよね。

頑張った体験がほしいだけかもしれません(笑)

明るいレンズとは、F値の小さいものと言い換えできますが、ズームレンズの明るいレンズは高いです。(単焦点レンズもそうですが)

なので単焦点レンズと比べてボケを活かした写真が撮りづらいといえます。

ズームレンズでも望遠側で圧縮効果を活かせば撮れるんですが、本当に撮影したい絵にマッチさせるのは意外に難しいです。

日中の撮影は問題ありませんが、夜の撮影や暗い室内の撮影となると、どうしても明るいレンズのほうが役割が大きいといえます。

まとめ

以上、メリット、デメリットをお話しましたが、私のズームレンズに思うことは、【器用貧乏】ってイメージです。

できることは沢山あるけれど、自分で目的を決めないと変化のない写真になるので注意するようにしています。

単焦点レンズとは

続いて単焦点レンズです。ズームレンズとはぜんぜん違う魅力がありますので、是非参考にしてくださいね。

簡単に言えば、ズームができないかわりに、その画角で撮るものをきれいに映すために作られたレンズです。

よくあるのは50mmというレンズです。普段なにげなく見ている画角が50mmと言われたりしますが、この距離でしか撮れません。

撮りたいものが近くにあって、大きく写したい場合は自分が離れるしかありません。

でも、写す絵はすごくきれいに映りますので、そこはズームレンズと一長一短です。

ズームレンズで足で稼ぐと表現していましたが、単焦点レンズは足で稼がないと行けないレンズになります。

(もちろん、動かずに撮ることも一つの正解ですので個人の意見と思って聞いてくださいね)

メリット

メリットとしては、

●画質がよい

●F値が明るい

●写真を撮ってる気持ちが高まる

です。

画質やF値についてはズームレンズの部分で説明したので割愛しますが、F値については明るめのレンズが多いです。

ズームレンズだと明るいもので多いのはF4、F2.8とかですが、単焦点レンズではF1.8、F1.4とかが多いです。

なのでボケやすい写真がとれますし、暗い場所でも簡単に撮れちゃいます。

小さくて軽いレンズもあるので、つけっぱなしで持ち運びしやすいのも魅力の一つになります。

カメラを持ち運ぶことにおいていちばん大事なのはカメラ関連の総重量だと思います。

億劫になって持ち歩かなくなるのが一番よくないですからね。

持ち運びやすい、ボケやすい、画質もいい、これ最高じゃないです?

デメリット

さて、デメリットですが、

●ズームできない

●いいものを目指すと重量も懐も大変になる

です。

ズームできないのは足でカバーするか、後でトリミングすることである程度はカバーできるのではないかと思うのであまりデメリットではないように思います。

しかし、撮影するシーンによっては適さない場面はあると思います。

私の場合は、子供の運動会をという中望遠の単焦点レンズで撮影してましたが、画質は十分に満足しているんですが、どうしてもアップで撮りたい、引きで全体を撮りたいと思っても動けないし子供は競技の最中だしと、どうしようもない状況はありました。

でもそれ以外はあまり苦に感じたことはなかったので、あくまで撮影の仕方次第だと思います。

そして2番目のデメリットですが、単焦点レンズにもランクがあります。

わかりやすいのがF値が小さいレンズです。

例えばCANONというメーカーで50mmという画角を例にすると、以下の差があります。

◆RF50mm F1.8 160g 約3万円

◆RF50mm F1.2 950g 約30万円

どうですか?重さは6倍、値段は10倍です。

メリットは画質は最高峰の写りが手に入ること、夜や暗い室内でも満足できるものが撮れる、ビジネスシーンでは必須に近い?!などあると思います。

しかし、私のような趣味のカメラマンにとってはどうでしょう。。

求める事ができるならお高い方を選ぶ可能性がありますが、撮影することが大事であれば、お金があっても3万円を選ぶでしょう。

趣味の方でもすごく力を入れている方は沢山いらっしゃると思うので、レンズの選び方は自由だと思いますが、おそらくそんな方はほんの一握りだと思いますので、ぜひ自分の用途と身の丈にあったレンズを選択してください。

まとめ

以上、単焦点レンズでもメリット、デメリットを説明しましたが、私の単焦点レンズに思うことは【安心の飛び道具】です。

足で稼いで最高の写真を摂ってくださいね。

富士フィルムのカメラにはズーム?単焦点?

ようやく本題ですね(笑)

ここまでズームレンズと単焦点レンズの説明を書いてきましたが、個人的におすすめしているのは・・・

単焦点レンズです!

これについて説明していきますね。

持ち出しが軽快

単焦点レンズの説明の中にCANONの例を出しましたが、重さの観点から言えば6倍になりました。

すべての単焦点レンズが軽いわけではないですが、コンパクトなレンズは意外に多いものです。

カメラとレンズだけで大体1キロ前後になる荷物ですから、持ち歩きたいと思うことが大事かなと考えます。

ズームレンズはいろんな距離に対応するために、どうしても重くなる傾向があります。

軽さを求めるなら単焦点レンズを選択するほうが選べるレンズも多くなると思いますよ。

のレンズには軽いレンズが結構多いので選びやすいのではないかと思います。

おすすめはやっぱりですね。神レンズと呼ばれるレンズで、今どきのキレイに撮れるというよりも、オールドレンズのような懐かしさのある写りをします。

こちらは別の記事でも紹介しております。

写りが良い

重さの部分でズームレンズは重いと書きましたが、キットレンズにおいてはコンパクトで軽いものが多いので、例外にあたります。

でも私は単焦点レンズの画質の良さを選択したいです。

せっかく撮るならキレイに撮りたい!味のある写真を撮りたい!って思いません?!

ズームできないですけど、ふと撮りたくなったときってズームできないと思うんですよね。

それよりも、撮りたくなったときに撮る!ボケてる!近い!遠い!失敗かもしれませんが、失敗をした思い出も残りませんか?

たとえ失敗してもキレイに写っていることが家で見返したときに大事かなって思います。

のレンズは評判がよく、どれを選んでも満足できると思いますが、選ぶなら先程紹介したですかね。

換算52mmと人の目と同じ距離感で写せる標準の画角なので、見たままの写真が残せると思いますと。

以上2つが私なりの単焦点レンズを選ぶ理由です。

皆様はズームレンズと単焦点レンズ、どちらが好きですか?

おすすめのレンズ

単焦点レンズが最適解と書いてきました私がおすすめする単焦点レンズをご紹介いたします。

ズームレンズも私が所持しているものを1つご紹介できたらと思いますので、よければ見てください♪

XF35mmF1.4 R

上記で何度も登場しているので特に語ることはありません(笑)

値段も新品で7万円程度で購入できると、レンズの価格帯で見ると手を出しやすい部類に入ります。

正直このレンズだけでものカメラを十二分に楽しめるので、初期投資として思い切って買ってみてください!

私は中古美品で5万円ちょっとで購入しましたが全然問題なく動いてますし、外観もキレイでした。

中古だと価格も少し下がりますので、美品(もしくは良品)のものを選んでみてください!

XF90mm F2 R LM WR

こちらのレンズも以前紹介したことがありますので、詳しくは上の記事で確認してください。

簡単に言うと以下の感じです。

  • 焦点距離135mmの中望遠レンズ
  • 解像感抜群、日中でもF値開放からガンガン使え、ボケがキレイ
  • 意外に寄れるので簡易マクロとしても使える

中望遠レンズとなるので、先程のと比べると、使う場面が限られるのがデメリットですが、場面を切り取る作品づくりには最高のレンズです。

そして日中でも開放から使えることが大きなメリットです。

特にのカメラは、電子シャッターだとシャッタースピードが32,000分の1(だっけ?)まで使えるんです。

やっぱりボケを活かした写真を取りたくなるのが心情だと思います。その気持にカメラもレンズも応えてくれるんです。

他のメーカーではあまり備わっていない機能なので、写真のことをわかっているさん流石です。

そして開放F値から解像感抜群の写りをします。

これだけでもすごくいいメリットを持っているにも関わらず、意外に寄れるんです。確か60センチ。

焦点距離の短いレンズだと30センチとか20センチとかはまぁ普通ですけど、中望遠レンズはある程度遠くを写すために設計されていると思うので、寄れるのは武器だと思いますね。

少し離れてテーブルフォトとかも撮れるし、花の撮影も容易いですね。

デメリットは、レンズが大きいので重量があることです、

540グラムなので、ペットボトル1本分、カメラと組み合わせればおよそ1キロは軽く超えるでしょう。

のレンズラインナップで見ても重たい方だと思うので、ここぞというとき以外は持ち歩きにくいといえます。

私もレンズを付けるときは作品を撮りたいときか、望遠域の撮影をするときが多いですね。

ハマると威力を発揮するレンズですが、これ以上の飛び道具はないと思います。

買って損はさせないレンズです。ぜひ検討してください。

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ

このレンズはなどのキットレンズにもなっているレンズなので、比較的持っている人も多いレンズです。

  • 換算24−70mmのレンズ
  • パワーズーム
  • 広角側で最短5センチまで寄れる
  • 135グラムと持ち運びが楽
  • 写りはそこそこ。望遠側は画質が落ちてるなと素人でもわかる。

よく使う標準域のレンズで、携帯と同程度の重さのレンズです。

これだけで十分満足できる機能ではありますが、特筆すべきは5センチまで寄れるマクロ機能です。

近づきすぎてレンズがぶつかりそうになるくらいです。

最大撮影倍率はそこそこなので、むちゃくちゃ大きく撮れるわけではないですが、食事の写真とかはどのレンズよりも簡単に撮影できますね。

カメラと合わせても比較的軽くすみますので、不規則に動く子供とかも撮れちゃいます。

キットレンズだからF値が高く、写りもそこそこってのが評価なので、使われなくなっていくレンズの1つではありますが、私は軽いってだけでメリットがあると思ってます。

写真だけでなく、動画撮影でも、広角側は画質は安定してキレイですし、不意に寄りたくなっても寄れちゃうので、非常に便利です。

ただ、パワーズームは癖があり、レンズの焦点距離をすぐに変更できない、ワンテンポ遅れる感覚があります。

こういうものだと使ってて思えばデメリットじゃないと思いますので、まずは1度使ってみてはどうでしょうか。

しかし、望遠側は画質が落ちるので、そこまでの期待はしないほうがいいですよ。広角側で撮る楽しみを覚えるレンズとして使ってみてください。

私はキットレンズとしては買わず、メルカリで2万円弱で買いました。

中古でも意外になかったんですよね。

レンズは出回っているので、中古で買って使ってみるのがおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私も最初にというカメラを買って、ズームレンズキットで摂ってましたが、安い単焦点レンズでボケるレンズを使ってみて初めてカメラが楽しいと気づいた人です。

ズームレンズ、単焦点レンズ、どちらもメリットとデメリットがありますので、どちらが自分に合うのかを考えてみてください。

私としては単焦点レンズから始めるほうが楽しいと思います。

のカメラは特に見た目も単焦点レンズが似合うと個人的に思いますので、安いレンズ、オールドレンズでもなんでもいいので、ぜひ単焦点レンズ試してみてください!

それでは!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

つっちぃのアバター つっちぃ カメラ大好き2児のパパ

こんにちは。
カメラ関連の話が大好きな大阪在住2児のパパです。
このブログでは、カメラの話にまつわる話を中心に、ガジェットやクラウドファンディングと私をときめかせる話題も織り交ぜ、時には雑多に情報発信できたらと思っています。
少しでも心に残るものが生まれたら嬉しいです♫

目次